【検察】全国の検察庁で逃走防止策を強化へ
横浜地検川崎支部から集団強姦などの疑いで逮捕されていた男が逃走した事件を受け、谷垣法相は10日の会見で全国の検察庁で逃走防止策を強化することを明らかにした。
谷垣法相「逮捕中の被疑者が検察庁の施設内から逃走したことは、誠に遺憾でございまして、心からおわび申し上げたい」
谷垣法相は横浜地検川崎支部に接見室を新たに設置することや、全国の検察庁で、接見室以外の部屋を使う場合、管理体制を強化するなど容疑者の逃走防止策をとることを明らかにした。
接見室を新たに設置するとのことですが、予算的な問題もあるでしょう。司法予算というのは常に抑制される傾向にあり、必要最低限の物的・人的資源が確保されているかは疑問と言わざるを得ません。
司法関連事業というのは社会の基礎を構成するものですから、適正な予算が割り当てられることを望みます。
中尾慎吾